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電気工事には特に性能表示基準はありませんが、上下水道が役所に申請を必要とするように電気工事も電力会社に申請の必要があり、登録電気工事店であることが施工の条件となります。
一般的に建築会社は下請け業者に電気・水道・下水道の設備工事を発注しますが私共は自社で保有する各設備資格者要件を元に、各設備工事店の登録をしています。現場作業員を使う事はあっても、基本はすべて自社において申請・施工を行っています。
−−−−−電気回路図ーーーーー
一般的な新築住宅の場合、電力会社からの電気の引き込みは「単相3線式200V」です。
この方式は接続の組み合わせで100V・200Vの切り替えが出来るシステムです。この施工例建物ではIHレンジとエコキュートを200Vで接続しています。
電力会社との契約アンペア数は特にお施主さんからの要望が無い場合、
60Aにて電力会社に申請しています。
ーーーー電気配線材料ーーーー
電線
DV14mm2(3芯)=電柱からの引き込みに使う電線で1本の断面積が14mm2
上記分電盤内の赤、白、黒の太い電線、許容電流は80A 使用長さ24m
VVF2mm2(3芯)=専用回路用電線 使用長さ100m
VVF1.6mm2(2芯)=上記以外のすべての電線 使用長さ300m
IV2mm =アース線 使用長さ 30m
コンセント
スライドボックス内に電線を引き込み、電源用途に応じコンセント器具を取り付けます。
ウォシュレット用、屋外用コンセント等にはアース線もスライドボックス内に引き込んでおきます。
エアコン専用回路用は予め使用する器具が決定している場合は100/200Vの切り替えをしてコンセント器具を設置しておきますが、決まっていない場合は、電線・アース線の引き込みをスライドボックス内に施し、無地プレートを設置しておきます。
専用回路含むコンセント設置数=20カ所
スイッチ
スライドボックス内に照明等器具電線と電源線を引き込み、電気器具用途に応じスイッチを取り付けます。
照明・換気扇回路のスイッチ設置数=18カ所
テレビ・電話・インターネット
テレビは視聴エリアにより、CATV・フレッツTV等のケーブルか、アンテナ受信になります。新築の場合、インターネットの接続が信号線1本の引き込みで可能となるケーブルによるテレビ受信が主流になっています。この施工例建物の場合はCATV加入でしたので、同軸ケーブル(5CFV)の配線、及びNTT電話回線引き込み用のサヤ管を施工しました。
電話線サヤ管(PF管16mm) 使用長さ20m 同軸ケーブル(5CFV) 使用長さ 50m
テレビ端子 3カ所 TV3分配器 1カ所
その他の電設材料 分電盤・WMB等
オール電化対応分電盤 WMB(電力積算メーターボックス) TEL/TV端部カバー