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前ページで建築価格を4つに分類したグラフを、分類ごとに工種分けしたものが下記グラフです。
金額の大きいものから順に作成しました。
実際の数字は1円単位になりますので、%は整数、金額は万円単位で丸めてあります。
全体予算の37%を占める躯体工事は、大きく6つの工事内容に分類できます。
比率の高い順に並べると
1.木構造工事53% 325万円 2.基礎工事 23% 140万円
3.仮設関連 8% 48万円 4.断熱工事 6% 36万円
5.雑 工事 6% 36万円 6.地盤工事 4% 25万円
という順序になります。
躯体工事は日本住宅性能表示基準の10項目に一番関連の深い施工部分になります。
詳細については個別工事内容ぺージで。
全体予算の24%を占める外装工事は、この建物の場合、5つの工種で施工しました。
1.外壁工事43% 168万円 2.サッシ工事35% 138万円
3.屋根工事12% 48万円 4.ベランダ工事6% 25万円
5.ウッドデッキ4% 16万円
外装工事は表示基準の火災時の安全・劣化軽減等の基準もありますが、
見た目が気になる施工グループです。
全体予算の20%を占める内装工事は、4つの工種に分類してみました。内装仕上げ工事には
タイル工事等も含まれています
1.内装仕上げ工事 44% 145万円 2.造作工事 27% 89万円
3.内装下地工事 19% 63万円 4.建具工事 10% 33万円
お使いになる方の趣味が施工内容を決める工種です。床材・建具・壁仕上げ材・タイル等、
素材・色柄共に豊富な種類があります。
趣味の施工グループといえるでしょう。私共では施主支給も歓迎しています。
全体予算の19%を占める設備工事は、金額ベースで見るとほとんどが機器類です。
1.設備機器 65% 253万円 2.給排水工事 22% 62万円
3.電気工事 13% 48万円
設備工事も内装工事同様、選択幅の広い工種です。ユニットバス・トイレ等の水回りや、照明器具等の
電気設備、価格にも大きな幅があります。内装工事同様、施主支給も歓迎しています。