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この施工例建物の外壁はトステムスパンサイディングです。http://www.asahitostem.co.jp/product/dan/
90年代後半までは、木造住宅の外壁は左官塗りモルタル下地とサイディングボード(以下SB)が半々程度だったと記憶していますが、現在は大半の外壁施工をSBが占めています。
SBは窯業系と金属系に別れています。特に金属系SBは施工例建物のようなガルバと呼ばれるデザインの物が少しブームになったようにも思われます。
ガルバデザイン以前の金属SBはデザインが窯業系のものとほぼ同一だったため、金属版に絵を描いたようなイメージで価格が窯業系に比べ安いというメリットと、重量が4.5分の1という軽量さで、施工性が良いという点以外は選択されない建材でした。
金属サイディングは凹凸を付けた金属板に硬質発泡ポリウレタンを密着させ厚さ15mmの板状にした建材です。窯業SBと比較すると衝撃に対する能力は劣ります。(へこみやすい)メタリックなイメージを嗜好されるお施主さんには窯業系SBに比べ2割程度安い建材価格が魅力的な建材です。