新築工事目次
ざっと配置
配置図・平面図
遣り方
基礎工事計画
基礎工事施工
木造軸組計画
木造軸組施工
上棟時までの費用
屋根工事計画
屋根工事施工
外部建具工事
外壁工事計画
外壁工事施工
断熱工事計画その1
断熱工事計画その2
断熱工事計画その3
断熱工事施工その1
断熱工事施工その2
断熱工事施工その3
以下はこれから・・・
給排水工事計画
給排水工事施工
電気工事計画
電気工事施工
内部建具工事
内装工事
外構工事
雑工事
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屋根工事計画
屋根工事計画のポイント

  屋根の材質とデザインは建物の外観を大きく左右します。
屋根材により、基準勾配があり、施工方法も様々です。

  コストとデザインは当然1番の関心事ですが、
防水、耐風、施工時の安全確保等トータルに考え
  工事計画を策定することが非常に重要です。

  屋根面は建物の中で一番過酷な環境のなかにおかれています。
単純に屋外から水分が侵入するだけではなく、
  小屋裏の結露により天井水滴事件を起こす可能性も考えなければなりません。

   結露対策には、建物の通気と断熱の検討が重要な要素となり、
お施主さんにとっては、雨漏りも結露も同じ水被害にはかわりありません。
  屋根工事計画するとき通気と断熱も非常に大きなポイントとなります。

住宅や低層の建物において
よく使われる材料としては、
  瓦
カラーベスト(平形彩色スレート)
板金(ガルバリウム鋼板)

   の3つに分けられます。

  どの材料を使うのにしても
積算を行うのに必要な数量を
  図面より算出します。
  数量 単位
屋根面積 126.79 u
隅棟 17.17
軒先 45.95
けらば 22.61
雨押さえ 29.4
勾配屋根頂点線 8.65
S型瓦とカラーベストの2種類の使用材数量を算出してみましょう。
S瓦の特徴
最近よく使われる洋瓦
カラーも豊富です。
瓦の特徴は
左の写真をクリック
カラーベストの特徴
ここ十数年来、
一番多く施工されている
屋根材だと思います。
基材はセメントです。
カラーベストの特徴は
左の写真をクリック
屋根防水共通建材
まず、野地板面の防水材料の算出です。共通材は下記のとおり。
ルーフィングシート=150u 
捨板水切鋼板=29.4m 雨押さえ鋼板=29.4m
  材料費の合計約170,000円

S瓦とカラーベストでは留め付け方が違うため各々下地材を算出します。

S型瓦下地材
樹脂製瓦桟=114m  棟止め下地材=26m  
樹脂製けらば下地材=23m 
広小舞=46m  
材料費の合計
約110,000円
カラーベスト下地材および隅棟鋼板
鋼板軒先水切り=46m 鋼板けらば水切り=32m 
鋼板棟コーナー=18m
  
材料費の合計
約40,000円
屋根材料
S型瓦材(すやき)
桟瓦=1,650枚  雪止め桟瓦=150枚 
半瓦=118枚  袖瓦95枚 
棟瓦=220枚
止め棟瓦
=8枚 ステンレス釘
材料費の合計
約700,000円総重量約6,6t
カラーベスト材(クボタ スペリアルグランデ)
本体(910mm×182mm厚さ5.2mm)=770枚
軒板(スターター)=50枚 
雪止め金具=100枚  
ステンレス釘
材料費の合計
約400,000円 総重量 約2,5t

S型瓦
材料合計
約980,000円

カラーベスト材料合計約610,000円

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