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屋根工事計画 |
屋根工事計画のポイント
屋根の材質とデザインは建物の外観を大きく左右します。
屋根材により、基準勾配があり、施工方法も様々です。
コストとデザインは当然1番の関心事ですが、
防水、耐風、施工時の安全確保等トータルに考え
工事計画を策定することが非常に重要です。
屋根面は建物の中で一番過酷な環境のなかにおかれています。
単純に屋外から水分が侵入するだけではなく、
小屋裏の結露により天井水滴事件を起こす可能性も考えなければなりません。
結露対策には、建物の通気と断熱の検討が重要な要素となり、
お施主さんにとっては、雨漏りも結露も同じ水被害にはかわりありません。 屋根工事計画するとき通気と断熱も非常に大きなポイントとなります。 |
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住宅や低層の建物において
よく使われる材料としては、
瓦
カラーベスト(平形彩色スレート)
板金(ガルバリウム鋼板)
の3つに分けられます。
どの材料を使うのにしても
積算を行うのに必要な数量を
図面より算出します。 |
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数量 |
単位 |
屋根面積 |
126.79 |
u |
隅棟 |
17.17 |
m |
軒先 |
45.95 |
m |
けらば |
22.61 |
m |
雨押さえ |
29.4 |
m |
勾配屋根頂点線 |
8.65 |
m |
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S型瓦とカラーベストの2種類の使用材数量を算出してみましょう。 |
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S瓦の特徴
最近よく使われる洋瓦
カラーも豊富です。
瓦の特徴は
左の写真をクリック |
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カラーベストの特徴
ここ十数年来、
一番多く施工されている
屋根材だと思います。
基材はセメントです。
カラーベストの特徴は
左の写真をクリック |
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屋根防水共通建材
まず、野地板面の防水材料の算出です。共通材は下記のとおり。 |
ルーフィングシート=150u
捨板水切鋼板=29.4m 雨押さえ鋼板=29.4m 材料費の合計約170,000円
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S瓦とカラーベストでは留め付け方が違うため各々下地材を算出します。
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S型瓦下地材
樹脂製瓦桟=114m 棟止め下地材=26m
樹脂製けらば下地材=23m
広小舞=46m
材料費の合計
約110,000円 |
カラーベスト下地材および隅棟鋼板
鋼板軒先水切り=46m 鋼板けらば水切り=32m
鋼板棟コーナー=18m
材料費の合計
約40,000円 |
屋根材料 |
S型瓦材(すやき)
桟瓦=1,650枚 雪止め桟瓦=150枚
半瓦=118枚 袖瓦=95枚
棟瓦=220枚
止め棟瓦=8枚 ステンレス釘
材料費の合計
約700,000円総重量約6,6t |
カラーベスト材(クボタ スペリアルグランデ)
本体(910mm×182mm厚さ5.2mm)=770枚
軒板(スターター)=50枚
雪止め金具=100枚 ステンレス釘
材料費の合計
約400,000円 総重量 約2,5t |
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S型瓦材料合計約980,000円
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カラーベスト材料合計約610,000円
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