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新築工事
いきなり『坪12万円』とセンセーショナルな見出しを作ってしまいましたが、
木造住宅の構造上、建物の大きさが決まるとほぼ確定する要素のみを
単位価格化(いわゆる坪いくら)してみました。
価格構成要素は、基礎工事、木造軸組構造部です。
私的には上記2工程以外の工程を単位価格化するのは注文建築においては
ナンセンスだと考えております。
とは言っても『一体いくらかかるんだよ!』ということになりますよね。
そこでこのコンテンツでは
当社の分譲地、区画NO2 に木造2階建専用住宅を建築する。
という例でご案内させていただきます。
お施主さんご家族
ご主人 好朗様 36歳職業、機械部品メーカー勤務
製造部門で勤続14年 昨年度年収480万円
奥様 澄江様 35歳 職業 薬剤師パート 昨年度年収150万円
長女 静香さん 8歳 小学2年生
長男 道真君 5歳 年長さん
お施主様からの要望
1,資金計画面 ボーナス払い無し、月々返済のみで
月額10万円程度の住宅ローン 返済期間は15年が理想。
2,設計上の要望
@子供部屋2部屋、夫婦寝室、将来ひょっとすると親御さんと同居の可能性も
A駐車2台+1台(来客にそなえて)、庭いじりのスペースの確保
建築計画
まずは、地積図から建物の配置を決めます。
北側道路ですから、駐車スペースは地積図上部となるのがおさまりがいいでしょう。
また、庭いじりは植物の成長も考え日当たりが好い方が
いいでしょうから、ざっと配置すれば下図のようになります。
ちょっと話しがそれますが、
このざっとからお客様にご提案する建築プランを考えるわけですが、
このざっと配置が、建築プランを作成する上で非常に高いポイントとなってきます。
たいがいの場合、この段階ではお客様との信頼関係がそれほど強くありません。
提案する側の勝手な思いこみで図面を作成し、熱意ばかりが空回りして
3日3晩の徹夜仕事が一瞬にして・・・・そしてお客様はいずこへ・・・・
今回は当社の『建物積算根拠』のご紹介ですので、そのへんは
さらっと流させていただきます。大久保家の皆さん気を悪くしないで下さいね。
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地積図
ざっと配置
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