今住んでいる家のリフォームや、店舗の施工は、お施主さんのコンセプトが明快です。
たとえば、
お風呂が寒い、
脱衣所の床がキーキーする
バスタブが狭い。
といった問題点を解消し、なおかつ快適なものにするといった具合。
また店舗の建築では
20代女性の嗜好に合わせる。
平均単価0000円の飲食代
ナイトタイムメインの飲食店
という条件の下に、計画を立て施工を実施していくわけです。
新築の住宅についてはどうでしょうか?
子供が産まれたから、家を建てよう。
結婚を機に家を建てよう。
家賃がもったいないので家を建てよう。
等々の理由により新築工事への動機付けがされるのではないでしょうか?
それではどんな家にしようかな?
と考えてみると、はてさてどういったものかな?
具体的なイメージをお持ちになっている方は少ないのではないかと思います。
建て売り住宅や、モデルハウス、企画型住宅などをご覧になり、これでOKじゃん。
と思えれば、話は簡単ですね。
だけど、せっかく建てるのなら、自分の個性が家に表れるような建物にしたいな・・・
と考えたり、
変わった物は高くつくんじゃないかな・・・
と不安に思ったり、急にミクロな思想にとりつかれて、断熱材とか基礎工事といった
建物の構成要素のひとつが非常に気になったりして・・・
と、ここまでは前置きで、次回からのメルマガは、これまでお仕事をさせていただいたお客様との
打ち合わせの中で、私が感じた事について書いてみようかと思います。
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【編集後記】
先日、久しぶりに日経BPのライターの方からお電話を頂きました。ちょっと話した内容が日経ホームビルダー8月号の
囲み記事に取り上げられていてうれしかったのですが、掲載紙として送られてきたのがその数日後だった事に・・・
って、みんな時間と戦っているんですよね。
★ご意見・ご質問・仕事の依頼等、些細なことでもメール下さい!必ずお返事します。
また取り上げてほしい題材等もお待ちしております。
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