http://yumeku-kan.com
株式会社夢空間研究所  代表取締役 大久保好朗

さすがに夏は暑いと実感できる毎日が続いていますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
炎天下での作業は必ず長袖と決めているのですが、アセモ対策が必要です。どうすればいいかな・・・・
VOL.023 土地の値段 その7 2005.08.11
  
8月1日に国税庁が路線価を発表しました。東京都では13年ぶりの上昇とのことです。

ところで、公が発表する納税のための基準となる土地価格には相続税・贈与税等、国税のためのものと、

市町村民税である固定資産税を算出するための固定資産税課税標準額があります。

最近、なにやら増税の予感が漂い始めています。

固定資産税を納めている方はお気づきになっている方もいらっしゃるでしょうが、

土地の固定資産税評価額は、毎年ちょっとずつ上がっています。

固定資産税の納付書は土地と建物が一緒になっていて、なおかつ建物の評価は毎年下がって

行きますから、築年数の若い建物を所有している方の納付額は一般に毎年下がってきている

はずですが、建物の建っていない土地や築年数の古い建物の所有者の方は、増税感を持って

いるはずです。

どうして土地の固定資産税課税標準額が、毎年ちょっとずつあがっているかというと、

1990年代当初、固定資産税課税標準額は、実勢土地価格の3割程度から5割程度の水準で

当時の行政の方針で実勢価格の7割程度の水準まで段階的に引き上げていく、

というお達しが出たからです。その上げ幅に関しては、徴収担当行政である市町村に任されて

います。そのため、市町村は、納税者に怒られない程度の上げ巾で毎年、標準額をUPして

きたのですが、私の住む山梨の場合、土地の実勢売買価格が課税標準額を下回るものや

同等程度の売買が非常に多くなってきました。

もともと、実勢価格の7割を目標としてきたのですから、下げていかなければ理屈が通らないのですが・・・

3位1体の改革等で地方行政は財政上、辛い状況にあることも間違いないのですが・・・・・

9月の衆議院選挙に期待しますか?できればいいんですが・・・・・・

国はさておき、田舎に住むものにとっては地元に生きるためのシステムについて

本気で考えなければならない時期であると思います。

【編集後記】
  ここ数日、世間が衆院解散でわいていたせいもあり、ちょっと政治モードなメルマガになりました。
  土地の値段というおだいで7回に渡り書いてみましたが、次回からは新シリーズでお届けします。  
  ★ご意見・ご質問・仕事の依頼等、些細なことでもメール下さい!必ずお返事します。
   また取り上げてほしい題材等もお待ちしております。
当社営業のご案内
■プラン作成サービス
建築シュミレーター
コンテンツの質問を通じて、お客様ご自身で家のイメージを固めるためのサービス。
検討内容を送信頂くと、建築計画と、お見積もりをお送りする事が出来ます。
落とし込み板壁の家
       J-garage
木製ガレージをメインに、居住用・商用施設等にも活用できる
キットタイプの建物のご紹介です。
セルフビルドにも対応していますので、遠方への発送も可能です。
■不動産探しのお手伝い
 
不動産物件サーチ
山梨県内の不動産で、ご希望エリアの指定を頂く事により、
当社より物件情報を、お届けするサービスです。
詳細はHPにて  http://yumeku-kan.com

※建築という仕事 もしも自分が施主だったら・・・
※発行人  大久保好朗
http://yumeku-kan.com
※住所 山梨県山梨市下栗原1456
※рO553(23)4711
□お知り合いへの転送は大歓迎です。どんどん転送してください。
■購読の解除はご自身でお願い致します。
 まぐまぐ   http://www.mag2.com/m/0000147817.htm
このマガジンは『まぐまぐ』 http://www.mag2.com を利用して発行しています。