先日、事務所のバックルームで捜し物をしていると『秋葉原』感覚で住宅を考える(石山修武著)という本が
出てきました。パラパラとめくって読んでみると建築に対する考え方が似ているな、とまず思ったのですが、
それは似ているのではなくて、この本に影響を受けて今の私のスタイルが出来ているんじゃないか。
という事に気がつきました。ほぼ10年前、石山修武という人物を知っていたわけでもなく、
本のタイトルが面白いなと思い買ったのを覚えています。現在早稲田大学で教授をされているようです。
見出しの『アジア建築としての日本建築』や『住宅は動かない自動車である』といった項目に書かれている
内容は、私がお施主さんにウンチクとして話している内容でした。なにか気恥ずかしいような気持ちにも
なります。私の記憶に深くすり込まれた考え方だったのですね。
私なりに考えてみると、建物を設計する、デザインする、といった事ではなく『つくる』という事に重きを置いた
考え方に感銘したのだ、と感じています。
何度かTVにVTRで出演されているのも拝見しました。その時、『ライブでは制作側がNG』というオーラが
プンプンしていたのを覚えています。
私の仕事はお施主さんがまず第一なのはゆうまでもありませんが、じゃまにならない程度の私の冒険を
仕事の中に取り入れていきたいな、と思っています。
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【編集後記】
うちの娘は、勝ち負けにすごくこだわります。5歳児はみんなそうなのでしょうか?自分の子供の頃を思い出してみようとしても、
あまり記憶にありません。どうだったのかな・・・・
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