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株式会社夢空間研究所  代表取締役 大久保好朗

「住みたい家まるごと1冊実例シリーズ vol.1」
30歳1000万円台で建てるすてきな家
  2005年2月25日発売
先週の金曜日にネコパブリッシングより発売されました。
私が4ページほど、原稿を書いていますので是非ご覧になって下さい。

                                          画像が表示されない場合はこちらから
VOL.006木造軸組工法とツーバーフォー その1  2005.03.02
  
組み合わせると使い勝手がよくなったり、非常に合理的になるのものってありますよね。

軸組工法とツーバイフォー工法もそうです。数年前から◯◯ウォールとか◯◯パネルとかの

名前をつけて先進のテクノロジーなんてうたい文句の広告を目にします。

それらの基本的な考え方は木造軸組工法の構造の上に合板を張り付けていく

家の作り方です。

筋交の施工を省略でき、また気密性の向上も期待できて、悪くない作り方だと思います。

筋交いの施工って結構、時間がかかるものなのですよ。

筋交は右図のように材をカットして、柱・桁との接合は金属プレート

を介して行います。構造用合板を釘打ち機で打ち付けるのに比べ、

少し施工技術が必要ですね。

筋交いと構造用合板、どちらが優れているのでしょうか?

うーん・・・・・・・・・・

質問そのものがナンセンスなんじゃないかな?と自問自答。

風や地震に対しての粘り強さのみに視点をおいて考えた場合、

お手軽に強度を発揮できるのは、構造用合板だと思います。

  しかし、しっかりと計画された筋交いなら、構造用合板と同等の強度を発揮することが可能です。

あまりやらないことなのですが、単純に壁倍率のみを向上させる構造計画をした場合、筋交いが構造用合板を、
                              壁倍率=建築基準法にさだめられた水平方向の強度基準
数値で上回らせることは可能です。また、そういった耐震上の施工をデザインとして見せるような、おうちも楽しそうですね。


  と、筋交いを擁護した上で、『木造軸組工法とツーバイフォー』というお題で次回から、

  ちょっと書いてみようと思います。






【編集後記】
  いよいよ3月です。スプリングハズカム!寒いのより暖かいほうがいいなあ。    ディズニーランドの季節なのでしょうか。
  おとうさんとしては・・・・・・・

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